【ちゅこリノ日記】リノベーションは名古屋の一級建築士事務所アネストワン

名古屋の一級建築士事務所アネストワンが提案する、「中古住宅(戸建・マンション)購入から始めるリノベーション」略して『ちゅこリノ』の活動記録。

リノベーションをすることの意味 

父の実家へ行くことが時々あります。
今はもう人は住んでいません
そこに居るのは祖父母が可愛がっていたネコ一匹。
母が毎日、ネコに餌をやりに行きながら、週末には両親が少しずつ片付けています。
小学生の頃、よく泊まりに行った思い出の詰まった家です。
私が幼稚園くらいから大人までの書いた手紙や絵がたくさん出てきました。

戦後を生きた二人は物を捨てれなかったんだと思います。
古い薬箱には古い薬が、、、、(笑)
となりのオレンジの缶は私が小学生の時からずっと使っている砂糖入れ。
きっと、父が子供の時から、、、?

古い薬箱


父の通知表から、子供の本の付録まで。

古本

(成績が良かった通知表なんて見たくもありませんがっ!)
祖父母の(多分)自慢の息子たち(父・叔父)でした。

出来の悪い『初孫』の私はとても可愛がってもらいました。

両親は家を持っているので、この家に住むことはありません。
父が育った家。
たくさんの思い出が詰まった家。

古い建具



建具の扉模様

ネコの餌やりにお付き合いする際に、改めていろんな物を見ていると
昔の物は一つ一つが丁寧に作られ、長持ちするんだなぁと思いました。

そして、物を大切にする祖父母を誇りに思います。

梅の箱


先日、父に冗談っぽく言いました。
「リノベーションして住めるなら、私が住みたいなぁ」
私には資金もありませんし、本当にリノベーションができるのかもわかりません。

でも建築士である父は
「この家は無理だ、ボロボロだもんな」

どの程度か私にはわかりませんが、
もっと早く、祖父母が生きている間にでも手を入れていれば崩さずに済んだのかもしれないと思うと悲しくなりました。
でも、祖父母は両親と住むことも考えていなかったので、自分たちの代だけと思っていたのかもしれません。

本人たちよりもその子供、その孫だって思い出はある。

リノベーションをするということは、思い出も一緒に次に繋げる。

建て替えれば新しい家で快適かもしれない。
自由な間取りで好きな空間が手に入るかもしれない。

でも、思い出を繋げるリノベーションは家族の想いを繋げられるんじゃないかなぁと思いました。

宇野 明希子
[ 2017/03/04 17:51 ] 未分類 | TB(0) | CM(0)
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